緊急ニュース:香港国際映画祭で張國榮作品上映 |
追記、記事中に上映映画として記載されている《君さえいれば 金枝玉葉》は、上映権等の関係により最終的に《ルージュ》に決定されました。ご了承下さい。
■香港経済日報 2005/2/8より
添馬艦(タマールサイト)が映画館に 哥哥の名作を味わう
映画館を飛び出し、添馬艦(タマールサイト)で3000人と一緒に、手塚治虫や張國榮の不朽の名作を楽しみましょう。映画館の立体サウンドは無いが、ビクトリア・ハーバーの温かい風の下、また一味違った味わいがあるはず。3月下旬に開幕する国際映画祭では、添馬艦(タマールサイト)で屋外上映会を計画しており、香港の星空の下で映画鑑賞のチャンスがある。
映画祭は添馬艦(タマールサイト)屋外上映会を予定
映画・テレビ・ショービジネス博覧会の一連のプログラムは3月に開催されるが、その中で国際映画祭が、鳴り物入りで準備中なのが屋外映画上映イベントである。国際映画祭の総監督・戚家基によると、国際映画祭の期間には、四夜連続で様々な映画を添馬艦(タマールサイト)にて屋外上映する。会場は2〜3千人が収容可能な会場を準備する予定で、入場料は未定。
戚家基は続けて、上映に向けて交渉中の作品は、ハリウッド映画の新作、手塚治虫のアニメ映画などが含まれる。香港映画については、屋外だと盗撮される危険度が高いため、新作の上映許可は出にくく、現在のところ旧作の上映を考えているとの事。
張國榮の命日に『君さえいれば 金枝玉葉』を上映!?
国際映画祭の期間は、張國榮の命日にあたるため、彼の映画を記念上映する準備中で、『君さえいれば 金枝玉葉』は候補の一つである、と戚家基。
野外での映画上映は、多くの人が一緒に楽しめるイベントで、映画上映以外にも、様々な内容を複合する事も可能だ、と戚家基は考えている。例えば、チャップリンの無声映画に生演奏をつけることもできる。しかしこれは来年以降のアイデアだ。
2000年のカイタク空港のドライブイン・シアターでは、スクリーンが風で壊された事もあるが、この国際映画祭では、イタリアのベネチア映画祭でも使用されたエア式スクリーンを使用予定。戚家基の説明によると、従来の屋外用スクリーンは繊維性の布で破れやすいが、エア式スクリーンはプラスチック素材で、機材を使えば20分以内に設営が可能、強風にも強いとのこと。
エア式スクリーンは盗撮防止の為海側向きに
盗撮防止の為に、屋外上映会の会場では、監視の警備員を配置、スクリーンも海側へ向けられ、付近の通行人には見えないようにされるが、しかし近くを通る船からは見られる可能性あり。
戚家基の見積もりでは、屋外上映会の費用は約百数十万HKドル、一部費用についてはすでにスポンサーもみつかっているが、残りは更にスポンサーを募集するか、チケット収入で補う予定。
今後の最新ニュースは以下のレスリー・チャンサイバーワールド(香港)・フォーラムページにて発表予定:
http://www.leslie-cheung.com/bbs1/show.asp?id=827&bd=5&totable=1 |
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