各地の哥哥ファンが4/1に張國榮へ敬意を表する
明報 2005-03-10
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「哥哥」張國榮の没後3回忌である4月1日、彼を愛するファンたちの想いは決して弱まることは無く、しかし悲しみを積極的な気持ちへと変えていった。同時に、今年の哥哥関連の記念イベントは、「敬意を表する」ことをテーマとし、メインはその夜にセントラル・チャーターガーデンで開催される「Salute to Leslie」では哥哥の音楽、映画そして人格の魅力に対して、全面的な敬意を表して行われる。それ以外にもまた、「イエスタディ・ワンス・モア---張國榮映画回顧シリーズ」と題する映画鑑賞会が行われ、ある、哥哥の忠実な映画ファンたちが、彼のためにシリーズ3冊からなる《張國榮の映画世界》を準備している。
チャーター・ガーデンからマンダリン・ホテルを望む
イベントは4月1日の夜7時30分から開始、約1時間半の予定で、様々な国や地域からの「哥哥ファン」とゲストが、様々な形式で哥哥へ敬意を表する。また、このチャーター・ガーデンの開催を選択したのは、1000〜2000人の市民を収容可能でみんなで一緒に哥哥をしのぶ事ができるばかりでなく、更にはマンダリン・ホテルを望むことができる。そして同時に、イベントでは哥哥のいくつかの優秀な作品を展示、市民にも鑑賞してもらうことで、「継続張國榮」の使命を継ぐ。
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偶像が去って2年 その声や姿はいまなお耳に目に残る
2千のファンが 4/1セントラルで張國榮を想う
アップル・デイリー 2005-03-10
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来月1日は張國榮が亡くなって2年、ファンは偶像を追悼するために、当日夜、セントラル・チャーターガーデンで大規模な屋外イベントを開催予定。皆が黒い服で張國榮の生前の様々な歌や映画のすばらしい映像を見返し、同時にアイス・ハウス・ストリートは一面の花の海に。
来月1日は逝去2年にあたり、様々なイベントが連続して行われる予定で、その中でも最大規模は張國榮のファン団体が1日夜7時半から9時までセントラルのチャーター・ガーデンで開催する「Salute to Leslie」イベントで、収容可能人数は2千人を予定している。
当日夜のイベントは4つのパート、映画編、音楽変、人的魅力編、そして全体での大合唱などに分かれ、張國榮の主演作品である《さらばわが愛・覇王別姫》等のすばらしい映像や、また張國榮の香港や海外でのパフォーマンスを上映する。そして張國榮ファンである日本のシンガー・ソング・ライター新宿アキがイ、当日夜のイベントのパフォーマンス・ゲストとしてベントの為に来港し、彼を歌った日本語の歌《永遠的最愛~Leslie~》をライブ・パフォーマンスする。
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映画上映関連
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イエスタディ・ワンス・モア |
明報 2005-03-10
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哥哥の5作品を回顧
哥哥の出演作には多くの名作があるが、哥哥の忠実なファンにより組織されているRED MISSIONは「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ1」は4月1日〜3日、セントラルのIFCシネマとブロードウェイ・シネマティックにて、哥哥の生前の5作品を上映する。上映作品は《男たちの挽歌I、II》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリーI、II》、そして《狼たち
の絆》。入場チケット収入の20%は、児童癌病基金に寄付される予定で、哥哥のチャリティ精神を引き継ぐ。
哥哥ファンは、蝋人形館に献花する許可を得た
明日4月1日は哥哥(張國榮)逝去から2年、永遠に忘れられない日である。次第に記憶が薄れている人もいるだろうが、しかし、哥哥の親しい友人やファン達が彼を忘れることはない。そして今年、忠実な哥哥のファンは風雨であろうと、明日夜7時30分セントラルのチャーター・ガーデンで記念イベントを開催することを選んだ。フォーマルを着て、何ものにも縛られないスマートな微笑を湛えた表情を、今年のイベントのテーマ・フォトとした。また同時にピークのマダムタッソー蝋人形館は、従来の慣例を破り、入場者が哥哥の像に献花することを許可した。この日に合わせ、蝋人形館内の哥哥の展示スペースは新たなディスプレイが施され、哥哥の名作映画5作品の映像が流される。 |
アップル・ディリー 2005-03-10
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張國榮主演の《男たちの挽歌》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリー》、そして《狼たちの絆》は、来月1日から3日、セントラルのIFCシネマとブロードウェイ・シネマティックで特別上映が行われる。 |
張國榮逝去から二年に様々な追悼イベント
東方日報 2005-03-24
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4月1日で張國榮(哥哥)の逝去から2年経つが、その日には、セントラルのチャーターガーデンで大規模な追悼イベントが、ジャーディン・スクエアではキャンドル・セレモニーが開催され、ピークの蝋人形館では哥哥の像のそばにディスプレイを設置して「イエスタディ・ワンス・モア」と題した特別ビデオを流す。哥哥の名作の一場面と映画評論家等のインタビューで構成され、15分ほどの長さ。
収益の一部はチャリティに
そのほか、香港と韓国では様々な哥哥の名作映画メモリアル・イベントが開催され、韓国では4月1日に「カルマ」が初上映となる。香港では、尖沙咀油麻地、セントラルの3つの映画館で、4月1日〜3日に哥哥の名作5本、《男たちの挽歌I、II》《チャイニーズ・ゴースト・ストーリーI、II》《狼たちの絆》が上映され、収益の一部は寄付される。また牛池湾と九龍湾トレード&エキジビジョンセンターでは、テレビドラマと映画の鑑賞会が開催される。そして、哥哥は56本の作品を撮っているが、ある彼の忠実なファンたちが、《張國榮の映画世界》という3冊のシリーズからなる本を製作、来月からチャリティ販売される。その中には、ジョン・ウーへのインタビューも含まれる。 |
文匯報 2005-03-27 |
「哥哥」張國榮を好きになったのはずっと後のこと。早期の彼は、TV時代の《浣花洗劍録》、映画《喝采》、《失業生》等のように、あまりに美しすぎて、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリー》でニン・チョイサンを演じる時には、既に31歳になっていたが、それでも信じられないほど美しかった。
彼を好きになったのは、何か映画を観て、とか好きな曲があって、というのではなく、一体、何年の何月何日から好きになったなどと言うことができない。彼の主演作、彼の歌う歌、すること、全て一つ一つが、まるで一つ一つのピースのようで、それを集めてきたのが、彼だ。あと数日でエイプリルフール、哥哥が亡くなって2年になる。そう、あっという間に2年が経ってしまった。
Salute to Leslie
マンダリン・ホテルを望める、セントラルのチャーター・ガーデンで、4月1日のこの日、様々な地域から「哥哥ファン」が集まる。それは、忠実な「哥哥ファン」によって組織された非営利団体「RED MISSION継続張國榮」が主催する記念イベント、「Salute to Leslie」イベントだ。
そのほかにもRED MISSIONは「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ」を開催、4月1日〜3日、セントラルのIFCシネマとブロードウェイ・シネマティックにて、哥哥の生前の5作品を上映する。上映作品は《男たちの挽歌I、II》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリーI、II》、そして《狼たちの絆》。入場チケット収入の20%は、児童癌病基金に寄付される予定で、哥哥のチャリティを楽しむ精神を発揚する。
哥哥の生前の主演映画は56作品あり、この5作品は代表性を備えたピッタリの作品ではないが、もしかすると版権等の問題かもしれない。 |
明報 2005-03-27 |
張國榮の名作再上映 反響は上々でトータル25上映に追加
4月1日この日は、多くの哥哥・張國榮ファンにとって思い出したくない日だが、しかし哥哥が去ってからもう2年になる。「哥迷(哥哥ファン)」は彼に対する悲しみを、永遠の想いへと変えていく。哥哥が皆に残してくれたのは、20数年の芸能活動の中での演技と歌声である。
今年は、ある忠実なファン・グループ、レッド・ミッションが、4月1日の夜にセントラルのチャーター・ガーデンでイベントを開催する以外にも、4月1日〜3日に、3つの映画館で《イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ(一)》を開催、哥哥の名作5本を上映する。これに対する反応は当初に比べ徐々に増えており、現在では25上映以上となる見込み。哥哥と多くの作品で仕事をしたハリウッド監督のジョン・ウーは、これに先立ってインタビューに応じ、当時張國榮の《喝采》を見て、既に《男たちの挽歌》のキット役にピッタリだと思っていたと語った。
メンバーは増え続け、新規加入者は全体の3分の1に
張國榮主演の名作を挙げるのは正に星を数えるが如くだが、今回の5作品は哥哥の引退前の代表作から選ばれ、《男たちの挽歌I、II》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリーI、II》、《狼たちの絆》のうち、特に《男たちの挽歌》2作品と、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリーII》の3本は、この10 年間、香港ではほとんど上映されておらず、今回大スクリーンで、オリジナルの35ミリフィルムを鑑賞できる、非常に貴重な機会である。元々は会員への優先販売だったのに加え、哥哥の演技を賞賛する映画ファンも多く、当初3つの映画館(セントラルIFC、油麻地ブロードウェイ、尖沙咀ゴールデン・ゲートウェイ)で10上映を予定していたが、会員予約分は満席となり、昨日から一般販売が開始されたが、その反応は上々で、現在追加上映を予定、合計25上映またはそれ以上になるだろう。また、チケット収入の20%を「児童癌病基金」へ寄付予定、哥哥のチャリティー精神を引き継ぐ。
ジョン・ウーが語る当時の「ヒーロー」の心
レッド・ミッション(継続張國榮ファンサイト)渉外担当李さんによると、彼女達のデータによれば、会員は依然増え続けており、哥哥がいなくなってからのファンが全体の3分の1を占める。ファン達は、哥哥の作品を非常に賞賛しており、哥哥自身が名作であり、去ってもなお、彼の作品は永遠にひき継がれ、ブルース・リーや任剣輝のように、伝説の輝きは不滅である。また、レッド・ミッションは《張國榮の映画世界》第一巻目を準備中で、哥哥を記念する日の前には、発売できる見込み。また、彼らは、哥哥と多くの作品で一緒に仕事をした有名監督のジョン・ウーへもインタビューし、監督は約1時間に渡って哥哥への気持ちを語り続け、そしてその中で、ジョン・ウーは《男たちの挽歌》のずっと以前から張國榮に関心を持っており、彼はフレッシュかつジェームス・ディーンのような反逆的スタイルがあると感じ、ツイ・ハークが《男たちの挽歌》を撮るといったとき、彼は《喝采》の張國榮を思い出し、キット役起用を決めたとのこと。また、張國榮の演技は独特で、カメラが自分に向いているかどうかは関係なく、心の中から出てくるものだ、と賞賛した。
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哥哥逝去から2年 蝋の像の前で泣き悼むファン
太陽報 2005-03-31 |

明日は張國榮(哥哥)が亡くなって2年目だが、しかし昨日にはもう既に、香港のマダムタッソー蝋人形館へ追憶に訪れるファンが。
ピークの蝋人形館は、昨日も多くの入場者があり、どの入場者も哥哥の像の前ではみな足を止めていた。哥哥の像の両脇には、シンガポール・マレーシア、大陸、台湾、香港など各地のファンが送った巨大な花籠で埋め尽くされ、会場はまるで小さな花畑のようにすがすがしい香りと優雅さに包まれ、また傍には
3列の白い蝋燭タイプのライトが置かれているからである。
偶像の美しい顔をそっと触れる女性ファン
昨日追悼に訪れたファンは、遠くトロントやバンクーバーから戻ってきた忠実なファン、そして大陸のファンもおり、花を送るだけでなく、哥哥の像と記念写真を撮り、こらえきれず哥哥の顔に触れたり、感動の余り涙を流すファンもいて、哀しさが漂っていた。
明日から3日間にわたり、ブロードウェイ・シネマティック、ゴールデン・ゲートウェイ、IFCシネマで開催される「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ(一)」に合わせ、燭台の前に設置された大画面ディスプレイでは、哥哥の名作映画《チャイニーズ・ゴースト・ストーリー》、《男たちの挽歌》、そして《狼たちの絆》の映像が絶え間なく流され、あたかも哥哥の姿や声がそこにいるかのよう。ビデオの中には、多くの、哥哥と一緒に仕事をしたことのある映画関係者にインタビューし、皆が哥哥について語っている映像がある。
ツイ・ハークは「当時哥哥に《チャイニーズ・ゴースト・ストーリー》をオファーしたのは、彼の容姿が、特に作る必要もないほど、役柄にピッタリだったからです。」と語り、黄岳泰は言う「彼のまなざしは、じっとしたまま見つめるだけで、彼が何を伝えたいか感じ取れるのです。」そして施南生は更に哥哥を褒め称え「西洋との融合性を持ち、努力を惜しまず、古今両方の知識を備え、どんなことにも一生懸命にうちこむ。」
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蝋人形館で張國榮を追悼
東方日報 2005-03-31 |
明日は張國榮がなくなって2年になるが、昨日にはもう既に、香港のマダムタッソー蝋人形館へ追憶に訪れるファンがおり、像の両脇には各地からのファンが送った花籠でいっぱいになり、傍には3列の白い蝋燭タイプのライトが置かれ、また、大画面ディスプレイでは、哥哥の名作映画の映像が絶え間なく流されている。
昨日蝋人形館の哥哥の像へ追悼に訪れたのは、トロント、バンクーバー、大陸などからのファンで、花を持ってきて偶像を追悼し、そして一緒の写真を撮ったり、「像を見て人を思う」ファンが気持ちの高ぶりから涙を流し、哀しい雰囲気が漂っていた。
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東方日報 2005-04-01 |

哥哥を記念して開催される「イエスタディ・ワンス・モア」張國榮名作映画回顧シリーズでは、今日IFCで上映される《男たちの挽歌》と《男たちの挽歌II》のチケットは早々に売り切れている。
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アキは偶像を追悼して作曲
明報 2005-04-01 |
哥哥(張國榮)の映画と歌は、多くの人の成長と共にあった。特に彼の作品は、アジア地域に広く伝わり、中国はもちろん、日本や韓国などでも影響力を持つアーティストである。その中で日本のシンガーソングライター新宿アキは、95年にテレビで《さらばわが愛・覇王別姫》の張國榮の演技を見て、中国の歴史と京劇に興味を持ち、哥哥の映画を見続け、香港への関心を持ち続けた。99年には、TVBのTVドラマ《西遊記》主題歌を作曲。2003年にオンリーワンの偶像を一夜にして亡くした際には、幾夜も泣き続け、その気持ちを胸に《永遠的最愛~Leslie~》を作り上げた。今回彼女は、今夜の「Salute to Leslieイベント」に参加するために香港へやってきた。イベントでは、様々な地域から、しかし同じ哥哥を想う気持ちを持つファンと市民へこの歌を歌い上げる。
新宿アキは語る。「日本でこの歌を歌うときはいつも涙をこらえることができません。それは、ステージの下を見ると皆涙をぬぐっているのが見えるからです。自分もこのオンリーワンの偶像を亡くしたことを想う度とても辛いです。」
「哥哥は映画の中で様々なイメージを持っています。ヒーローだったり殺人者だったり、或いは弱い人だったり、ラブ・ロマンスの主役だったり、目をはなせません。96年に香港で初めて本人に会って以来、もっと、彼のてきぱきとした物事の進め方や優しさを感じました。もう哥哥に会うことは出来ませんが、彼からもらった啓発と私の音楽創作に対するバックアップは、まさしく感動に値します!」新宿アキは昨日特別な哥哥への想いを持ってマンダリン・ホテルへ向った。彼女は、どこの国の「哥哥ファン」にも、哥哥の誠実さと芸術活動への熱心な気持ちを大事にして欲しい、それが哥哥が皆に残してくれた最も大切な宝物だと思う、と語った。
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蝋人形館は慣習を破り花を置くことを許可
成報 2005-04-02 |

ピークの蝋人形館とマンダリンホテルの外はファンが絶えず訪れ、蝋人形館では、本来は館内に生花を置くことは許可していないが、哥哥の為に特別な計らいをした。昼頃には、哥哥の像の前には既に100近い花束が置かれ、アニタ・ムイは哥哥の生前の親友であることから、ファン達はアニタの像の前にも花を送り、その上には二人一緒の写真を置いた。
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蝋人形館で「イエスタディ・ワンス・モア」特集ビデオを放映
大公報 2005-04-02 |
その他の追悼ポイントとして「ピークの蝋人形館」では、哥哥の像のそばは100を超える花束で囲まれ、また蝋人形館では特別にディスプレイを設置し、「イエスタディ・ワンス・モア」という特集ビデオを放映、ファン達は「哥哥」のすばらしい作品を通して、このスーパースターの姿に思いをはせることが出来る。「哥哥」を記念する映画ウィークに合わせ、大型プロジェクターでは《男たちの挽歌》、《男たちの挽歌II》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリー》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリーII》、そして《狼たちの絆》計5作品の映像を流した。また、アニタ・ムイの像の傍にも生花が置かれ、そこにある彼女と「哥哥」二人一緒の写真が、この亡くなった二人のスーパースターへの思いと悲しみを伝えている。

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明報 2005-04-02 |
張國榮の映画作品には多くの名作があり、彼のファンは「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ(一)」映画上映イベントを開催、昨日「哥哥ファン」たちは《男たちの挽歌》を見るために約束しあってIFCシネマへ行き、哥哥の姿を追憶した。上映終了後ファンの中には涙をぬぐいながら帰っていく姿も見られ、哥哥を思い出ししばし感動したのだろう。 |
東方日報 2005-04-02 |
3日連続の「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ(一)」は、昨日セントラルIFCシネマで開催され、会場は満席、黒い服で入場するファン達は、帰りには目を真っ赤にしていた。 |
成報 2005-04-02 |
哥哥のファンは3つの映画館を借り切り、「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ(一)」を開催、3日間で哥哥の名作5作品を合計25上映行う。昨日記者がセントラルIFCシネマで見た限り、会場は満席になっていた。 |
映画回顧チャリティー
文匯報 2005-04-02 |
追悼イベントでは、哥哥の名作の映画館での上映もあり、4月1日から連続3日でIFCシネマ、ゴールデン・ゲートウェイ、ブロードウェイ・シネマティックにて、「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ」が開催される。3つの映画館で5作品、《男たちの挽歌I、II》、そして《チャイニーズ・ゴースト・ストーリーI、II》、《狼たちの絆》が上映される。3つの映画館の収益の一部は「児童癌病基金」へ寄付され、10万香港ドル程度の寄付が見込まれる。ファンは作品を見終わった後、彼を思い、涙をこらえられない様子だった。 |
映画館で哥哥作品を上映
澳門日報 2005-04-02 |
哥哥の名作を回顧してもらおうと、昨日から3つの映画館で「イエスタディ・ワンス・モア--張國榮名作映画回顧シリーズ」と銘打ったイベントが行われ、映画館では5本の哥哥主演作、、《男たちの挽歌》、《男たちの挽歌II》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリー》、《チャイニーズ・ゴースト・ストーリー II》、そして《狼たちの絆》が上映された。今回のイベントは、昨日に引き続き本日も開催され、チケット収入の一部は児童癌病基金へ寄付される。ファンクラブ会長のリーさんは、今回のイベント・チケットは一枚60ドルで、昨日の上映は毎回満席、非常に大きな反応で、今回のイベントでは10万香港ドル程度を寄付できるのではないかと見込んでいます、とのこと。哥哥の作品を見終わったファンの中には、映画館を出るときに涙をこらえきれない姿もみられ、悲しみを感じさせた。
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数千のファンが涙と花の海で哥哥を悼む
6桁の予算でイベントを準備
東方日報 2005-04-02 |
チャーターガーデンは、「哥哥ファン」が「アイスキューブ」を手に白いテントの周りに集まり、マイケル・ライが《儂本多情》を奏でる中、会場の「哥哥ファン」たちが一斉に「哥哥」と叫ぶ中イベントは幕を開けた。イベントは6桁の予算で準備され、4つのパートに分かれており、哥哥の生前の映像を流した。ステージでは、アニタ・ムイが哥哥に対する気持ちを語った生前のインタビューが流され、そのインタビューでアニタは、哥哥に対しとても安心できる、男女を越えた友情がある、と語った。
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逝去2周年 7箇所で追悼
2千人のファンがチャーター・ガーデンで哥哥への思い声高らかに
太陽報 2005-04-02 |
2003年4月1日、世界中の「哥哥ファン」の心を砕き、2年たった今も、未だ忘れることはできない。昨日は様々な記念イベントが開催され、その歌声を風に乗せて天国の遠くにいる哥哥にとどけと、涙をぬぐって高らかにうたった。
昨日、チャーター・ガーデン、ジャーディン・スクエア、マンダリン・ホテル、自宅、ピークの蝋人形館、IFCシネマ、東蓮覚苑等で、様々な規模の、哥哥を追悼する記念集会・イベントが開催された。その中でも最大規模は、チャーター・ガーデンでの《Salute to Leslie》。夜7時半、マイケル・ライが白いグランドピアノの前に座り、《儂本多情》の演奏で幕を開けた。会場の2千人の「哥哥ファン」が黒い服で7 色に光るアイス・キューブ状のライトを手に「哥哥」と叫ぶ声は、聞く者の心痛むものである。イベントは、音楽、映画、人となり、チャリティー精神の4つのパートに分かれ、哥哥の生涯の中から、78年の韓国のコンテスト参加映像や映画名作品の映像等が次々と流された。また、この場では、アニタ・ムイの生前のインタビューが流され、彼女は、哥哥とは、男女の感情を超えた、恋人よりももっとお互いに理解しあう存在で、哥哥はとても安心できると語り、相次いで世を去った二人のスーパースターを見、涙をこらえられなかった。最後には全体で《追》を合唱してイベントは終了し、皆を感動させた。
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3000の「哥哥ファン」が張國榮を追憶
明報 2005-04-02 |
昨晩、2000人を越える張國榮ファンが、チャーター・ガーデンに集い、彼らの心の中の永遠の偶像を涙ながらに追憶した。また1000人を超えるファンも、夕刻ジャーディン・スクエアで蝋燭に灯をともし、張國榮が亡くなった6時41分に、一斉に1分間の黙祷を捧げ、歌声と涙で遥かな張國榮に祝福を送った。
記者:楊敏麗 攝影:張穎昶
「哥哥」張國榮が亡くなって2年が経つが、しかしファンは彼を決して忘れることなく、共通の気持ちを胸に失った偶像を追憶している姿は、本当に感動を呼ぶ。特に連日雨が続いていたが、昨晩はただ「風が吹き続ける」だけで、この2つのイベントは順調に開催された。
日本のシンガー・ソング・ライター 新宿アキが歌を捧げる
チャーター・ガーデンで開催された「張國榮に敬意を表する夕べ」は7時30分からスタート、主催のレッド・ミッション(レスリー・チャン国際ファン連盟)は参加者を1500人程度と予想していたが、しかし会場には2000人を超える人々が集まり、「哥哥ファン」の非常に心あるところが見て取れた。また、アニタ・ムイ・ファンクラブ会長の蘇さんは両方のイベントに姿を見せ、代表して気持ちを送った。
イベントは《夜半歌声》の曲で幕を開け、さらにマイケル・ライが《儂本多情》をライブ演奏、他にも日本から来たシンガー・ソング・ライター新宿アキが《永遠的最愛--Leslie》を歌った。90分間のイベント・プログラムでは、多くの哥哥の生前の友人達がスクリーンの前で、哥哥との当時の思いを語った。最後には様々な地域からのファンが一緒にステージに上がって《全頼有イ尓》を合唱し、イベントは終了した。
倪震:悲しみよりも感謝を感じる
それ以外にも、群集の中で哥哥を追悼した倪震は、初めて哥哥追悼イベントへ参加したが、しかしこの日は悲しさではなく、感謝の気持ちを感じた、という。それは、天はこのすばらしい天性のアーティストを香港に与えてくれた、香港のステージで光を放つことが出来、彼は永遠にみんなの心の中にいつづける、だから、哥哥の生涯に遺憾に思うことは無く、却って、以後旧作の中でしか彼を見ることが出来ない我々こそが遺憾に感じる、と語った。 |
新浪エンターテイメント 2005-04-02 |
4月1日は哥哥・張國榮が我々の前から去って丸2年になる日で、彼を愛するファン達はこの日に合わせ、様々なイベントを開催、共に永遠の偶像を想った。2年が経過したが、哥哥の写真、映画を目にし、哥哥の音楽を聞くと、ファン達は目を潤ませた。夜にチャーターガーデンで開催された”Salute to Leslie”イベントは、哥哥の映像を流しただけでなく、哥哥の生前の友人であるジョン・ウー、ツイ・ハーク、スタンリー・クヮン、レイモンド・ウォンなど、10数人の友人達が追憶する映像も流した。彼らは哥哥の映画、音楽、人的魅力そしてチャリティー精神等の話題について語った。一連の映像の中で、哥哥と、そして故人となった音楽界の女王、アニタ・ムイのビデオが流れると、感慨に包まれた。
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張國榮逝去2年
成報 2005-04-02 |
ファンはチャーター・ガーデンにつめかけ涙で追悼
張國榮が我々の前から去って丸2年になるが、時間はファン達の彼への愛を弱めることなく、昨日哥哥の命日である重要な日に、ファンは自発的に様々な追悼イベントを開催、その中でも夜にマンダリンのチャーター・ガーデンで開催されたイベントには2000名を越すファンが黒い服で参加、皆で哥哥の歌を歌い、哥哥の名作を見て、涙を流しながらこのスーパースターを追悼した。
(訳註:この記事はジャーディン・スクエアのイベントと混同、または誤記されているのではと思われます)
痛みを忘れ 敬意をテーマに
このイベント終了後、近くのチャーター・ガーデンではまた「Salute to Leslieイベント」が開催され、参加者は更に2000人を超え、その中には倪震の姿も。開催側は1000個のアイス・キューブ状ライトを準備して先着 1000名にプレゼント、マイケル・ライが演奏する《儂本多情》でイベントは幕を開けた。続いて5人のファンが5つの言語で哥哥へのメッセージを送り、最後は全体の合唱で、2時間のイベントを終了した。
開催側のスピーカーによると、敬意を表することをテーマにすることで、皆に痛みを忘れてもらい、共に哥哥の生涯の業績を追憶するために、今回のイベントを、音楽、映画、人的魅力の3つの面から進めたとのこと。また参加人数は見込みより多く、一部の人は会場の外から見ることになった。 |
張國榮は孤独ではない
文匯報 2005-04-02 |
【本紙報道】(記者 梁紹明、李思穎) 二年前の4月1日エイプリル・フール、この永遠のスーパースターは煙となった。スーパースターはいないが、思いは存在し、ファンの彼への思いは永久に無くなることはない。昨日は哥哥が亡くなって2年目の日だったが、千名を越すファンは黒い服を着てジャーディン・スクエアに集まり追悼を行った。6時41分、ファン達は粛然と1分間の黙祷をささげ、遠くの哥哥に祝福と追悼の思いを送った。少なからぬファンが悲しみに泣いた。続いて場所をチャーター・ガーデンの「Salute to Leslieイベント」に移し、ファンの人数は2000人に達した。
スーパースターの逝去に涙
「Salute to Leslieイベント」は夜7時から開始、2時間に渡って行われ、会場は純白の優雅な設計のステージをメインに、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のコンセプトで、イベント費用総額は6桁の数字に達する。ステージの片方には白いピアノが置かれ、マイケル・ライが《儂本多情》を亡き友人へ敬意をこめて送った。主催側は参加者にライトを一つずつプレゼント、哥哥の輝きが不滅であり、永遠に観衆の心の中に残っていることを表した。
各地からのファン代表が5つの言語(広東語、普通話、日本語、韓国語、英語)でメッセージを送り、主催側は哥哥の友人達、ジョン・ウー、ツイ・ハーク、スタンリー・クヮン、レイモンド・ウォン等のビデオを流し、彼らは主に哥哥をめぐる「映画」、「音楽」、「人的魅力」、「チャリティー精神」について語った。上映された映像の中には、アニタ・ムイが哥哥の印象を語ったビデオがあり、ファンは二人の亡くなったスーパースターを見て涙を流した。映像の中でアニタは「私と哥哥は長年にわたる良き友人で、既に男女を越えた友人関係であり、恋人ではないけれど、恋人以上に互いを良く理解しています。」と語った。
自宅 ホテル ピークは花の海
この夜のパフォーマンス・ゲストは、マイケル・ライ、日本の歌手・新宿アキ、ミュージシャン ゲイリー・トン、そして会場には芸能人の倪震の姿も。 |
2000人のファンが泣いて哥哥を悼み セントラルは人であふれる
星島日報 2005-04-02 |
2年前の昨日、哥哥張國榮は短い一生を終わらせた。過去700日余り、ファンたちは哥哥を決して忘れることなく、昨晩セントラルで続いて開催された2つの追悼イベントでは、参加者の人数は、時の流れにも減ることは無く、2000人以上の息の長いファンが、依然として志を同じくする「哥哥ファン」たちと、会場でこの一代巨星を静かに追想した。
2003年4月1日、哥哥張國榮はみなが永遠に忘れることのできないジョークをもたらした。
2年が過ぎ、ファンの哥哥への思いは経ることなく、昨夜は2つの追悼イベントが続けて開催され、哥哥に敬意を表した。
そしてチャーター・ガーデンで開催された”Salute to Leslie”イベントは7時30分から開始、出席者はおよそ2000人。費用は6桁の数字に達し、現場の秩序の維持の為に、主催側は12名のガードマンを配した。
イベント開始時に主催側は1000人分の「気持ちをこめるアイスキューブ」を配布。そして哥哥の初コンサートの音楽監督、マイケル・ライが《儂本多情》を哥哥の為に演奏、そして司会の顔聯武が哥哥の生涯について語った。その前のイベントと異なっていたのは、会場では哥哥の生前の映像を絶えず流していても、ファン達は積極的で、常に拍手で哥哥に敬意を表していて、悲しみを力へと変化させていた。
イベントは合計6つのプログラムがあり、”音楽編”、”映画編”、”人的魅力編”、日本のシンガーソングライター新宿アキが自作の《永遠的最愛 ~Leslie~》を歌い、韓国のファンは新たに詞をつけた《To Leslie》を合唱、そして、全体での大合唱。最後には会場全体のファンが「気持ちをこめるアイスキューブ」を振って遥かな哥哥へ呼びかけ、イベントは感動的な雰囲気の中閉幕した。
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査小欣(ラジオ局DJ) 小宇宙(コラム記事)
星島日報 2005-04-04 |
「一追再追。只想追[走旱]生命裡一分一秒,原來多麼可笑,イ尓是真正目標…...」
張國榮の《追》。二年前のエイプリル・フールに鬱病が連れ去った彼を追うことはもう出来ない。信じられない、驚愕、悲しみ、受容、追憶、想い。
瞬く間に。香港中の人々が鬱病というものを知った。70万の香港人が悩まされているこの都市病を正視し始めた。鬱病患者が受け入れられ、ケアを受ける。そして林建明(有名TVタレント)が自らの闘病経験を語るまでになる。だれもが概念を有する。鬱病患者とその家族のサポートを専門に行う「心晴アクティビティ」が設立される。各方面の支持が迅速に得られる。
張國榮は人の心を打つ映画、耳に心地よい歌をたくさん残している。これら文化遺産は香港映画界、音楽界の宝物である。
彼の忠実なファンが設立したRED MISSION。R.E.D.とは「Regain再び奮起し」「Extended張國榮スピリットを引き継ぎ」、「Dream夢を実現させる」の略。彼らは彼らが支持したスターのチャリティー精神を受け継ぎ、児童癌病基金への募金の為に努力する。そしてまた彼らが支持したスターの完璧主義的姿勢を受け継ぎ、強力な組織能力をもち、昨年の大規模な追悼イベントを適切に開催し、更に《レスリーの時間》を出版した。今年の”Salute to Leslie”は、タマール・サイトの《ルージュ》屋外上映から始まり、ピークの蝋人形館で訪れる人が献花する為の許可を取り、彼の作品の映像の数々を放映した。数館の映画館でレスリーの映画シリーズを上映し、マンダリン・ホテルの外に献花し、政府からチャーター・ガーデンの使用許可をとってイベントを開催、イベントは4つのパートに分かれ……全ては秩序立てられ、天気もまさしく、曇り空見上げても星は見えず--しかし、彼の星の輝きは心の中でいつも見ることが出来る。
張國榮は天国で一緒に過ごしている他の友人たちと比べても幸せなのではないだろうか。
「風再起時,寂寂夜深中想到イ尓對我支持,再聽見歡呼裡在泣訴我謝意,雖已告別了,仍是有一絲暖意…...」
「再び風が吹く時 深い夜の中 あなたの支持に思いをはせ 歓喜の声を再び聞く中 涙で謝意を述べる 別れを告げたけれども それでもなお暖かさを感じる…」 |